日本デンマークB
07 大池 場所の地図
大池は、紡績工場(内外綿(株))設立の際に、敷地を埋立てするための土を掘り取った場所にできた池で、1.5haの面積があります。明治用水管理組合が昭和6(1931)年に購入し、干天時に備えた貯水池として利用しました。その後防災上の必要性から、平成18(2006)年洪水時の貯水池として整備され、大池公園として人々の憩いの場となっています。池を一周することによって、大池八十八ヶ所めぐりができます。
≪令和4(2022)年9月12日撮影≫ |
08 紡績工場跡(内外綿株式会社跡) 場所の地図
安城では調整施工以降は農業ばかりでなく、工業化への積極的な施策が図られました。もともと養蚕が盛んな地域であったこともあり、当初は製糸工場が、不況後の昭和の初期から食品・機械・織物工場が進出し発展を遂げました。この場所には、昭和8(1933)年内外絹株式会社が進出しました。しかし、昭和19(1944)年には軍需工場への転換に伴い大同製鋼となりました。昭和26(1951)年に現在の倉敷紡績株式会社が設置されました。
≪令和4(2022)年9月12日撮影≫ |
09 鶏霊塔(太平寺) 場所の地図
養鶏が副業として農家経済の一翼を担うようになったのは、大正6〜7(1917〜18)年頃といわれ、吉浜(高浜)や安城の養鶏は有名でした。
大池のほとりに昭和16(1941)年曹洞宗太平寺が建てられました。その境内には、愛知県養鶏組合連合会安城支所が昭和17(1942)年に建立した鶏霊塔と御幸本町から移設された鶏霊塔とが並んでいます。
≪令和4(2022)年9月12日撮影≫ |
釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【令和4年10月10日(月):第4194号】