境内の雑草B−ヤブカラシ−

 除草にやっかいな雑草の筆頭は、ヤブカラシです。石垣の割れ目から芽を出し、大きく広がります。切っても切っても根が残っている限り、また繁ります。退治するには、除草剤で根まで枯らす必要があります。名前のヤブカラシ(薮枯らし)は、薮を枯らすほどの旺盛に繁茂する事から名付けられました。別名は、ビンボウカズラ、「貧しくて手入れできない荒れた庭にはえる」、「この植物が茂ると貧相に見える」、「畑や山林を枯らして貧乏にする」などの諸説がありますが、いずれにせよやっかいな雑草です。

≪令和4(2022)年9月2日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【令和4年9月3日(土):第4157号】