飛鳥寺  場所の地図

 飛鳥寺は、正式には鳥形山(とりがたやま)安居院といい、真言宗豊山派の寺院です。推古4(596)年、仏教を保護した蘇我馬子の発願により日本初の本格的寺院として完成しました。鎌倉時代に伽藍の大半を焼失し、現在の本堂は江戸時代に再建されたものです。本尊の銅造釈迦如来坐像(重要文化財)は創建時、飛鳥時代の作で日本最古の仏像で、「飛鳥大仏」の名で親しまれています。境内には、庭園には南北朝時代の飛鳥寺型石灯籠が完全に保存されています。寺の西側には蘇我入鹿の首塚と呼ばれる五輪塔が残っています。

山門 西門跡 本尊釈迦如来(飛鳥大仏)
飛鳥寺型石灯籠がある庭園 蘇我入鹿の首塚 朱印
≪令和4(2022)年5月11日奉拝≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【令和4年7月6日(水):第4098号】