名古屋城西南隅櫓  場所の地図

 名古屋城本丸御殿の見学時に、たまたま西南隅櫓の櫓内見学が期間限定で行われていましたので、櫓内に入ってきました。
 名古屋城のHPに次の説明がありました。
 名古屋城に創建時のまま現存する3つの隅櫓(すみやぐら)は、いずれも重要文化財に指定されています。西南隅櫓は、本丸の南西隅に位置し、慶長17(1612)年頃に建造されました。別名、未申隅櫓(ひつじさるすみやぐら)とも呼ばれます。 建物の規模は大きく、東西約118m、南北約13.5m、高さ約14.1m。一重目の屋根を付けていないため、外から見ると二重櫓に見えますが、内部は三階櫓となっており、非常に珍しい形式です。 屋根は上下四方に屋根や庇(ひさし)を設けた入母屋造(いりもやづくり)、平瓦と丸瓦を組み合わせた本瓦葺き(ほんかわらぶき)で、二階西面と南面には、三角形の小型の屋根である千鳥破風(ちどりはふ)と敵を攻撃するための石落としが設けられています。大正期、当時の管理者であった宮内省により修復されたため、菊紋の鬼瓦、棟瓦が用いられています。

≪令和4(2022)年3月30日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【令和4年5月28日(土):第4059号】