豊橋・のんほいパークのD51 場所の地図
豊橋市にある「のんほいパーク」へ2度目の入場です。今回は動物園を中心に見て回りました。動物の種類と展示場所の広さは誇れる内容ではと思われました。
植物園の一角に、蒸気機関車「D51」が展示されており、次の説明表示がありました。
D51型蒸気機関車は昭和11(1936)年から昭和20(1945)年まで、実に10年間に渡り1,115両が製造された型式です。
これはD51型がいかに優秀な機関車であったかと言う証拠でもあります。初期のものは煙突から蒸気ドームまでカバーで覆われた半流線型で「なめくじ」と呼ばれてましたが旧国鉄工場製第1号のD51
86号からは標準型になりました。この型式は近代型蒸気機関車の特徴の一つであるボックス型車輪を初めて採用し、また従来のD50型よりやや小型なものにもかかわらず、ボイラー圧力を上げることによって一段と性能アップすることに成功しています。
しかし、現在ではディーゼル機関等の動力の近代化にともない、高性能を誇ったD51も他の蒸気機関車と同様に姿を消しました。「デコイチ」の愛称で一般に親しまれているこの蒸気機関車を長く保有するため豊橋市が旧国鉄当局へ無償貸与をお願いしたところ関係機関のご厚意により当地に末永く保存展示されることになったものです。
≪令和4(2022)年4月12日撮影≫ |
釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【令和4年4月18日(月):第4019号】