現代文学大系⑳-佐藤春夫集-

 巣ごもり生活における時間つぶしにはじめた文学全集の読破ですが、昨年5月にはじめてから20冊目になりました。だいたい月2冊のペースです。読んだ事がある作家医作品は、若い頃の思いでの確認、初めて読む作家には、その作家の魅力の発見と、それなりに得ることがあります。20冊目は、佐藤春夫集です。
 佐藤春夫(1892-1964)は、大正から昭和にかけての代表的な詩人・小説家です。風景描写に長け、広い題材の小説内容、そして詩人としての才能を垣間見ることができました。初めて読んだ作家でしたが、この全集に収められている作品は、題材がすべて奇抜で、その内容に引き込まれました。文語体の詩集は難解でした。

≪令和4(2022)年2月19日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【令和4年2月20日(日):第3962号】