安城・銅像めぐり周遊①

 安城市が開発したスマホアプリ「安城ARナビ」の散策コースの一つに「銅像めぐり周遊」があります。
 「市内には、銅像石像など、たくさんの人型像があります。ぜひ訪ね、歩き、調べてみましょう」というキャッチフレーズで、約46km、のコースです。歩いて訪ねるのはきびしい距離ですので、何日かに分けて車でまわりました。ポイントは、全部で18箇所、6回に分けて、コースのポイントを紹介します。今回は、ポイント1から3までです。


1、岡田菊次郞像
 明治用水会館にあります。明治34(1901)年安城村長となり、県立農林学校、農事試験場などの誘致をはじめ、町農会長や郡農会長を歴任し、「日本のデンマーク」の発展に貢献しました。


2、都築弥厚像
 水のかんきょう学習館【第3906号】の中にあります。江戸時代末、水に乏しい安城に、上流の矢作川から用水を引こうと計画しました。農民や領主の反対にあい、実現はしませんでしたが、その計画図は、現在の明治用水の原型となっています。


3、山崎延吉像
 安城農林高校【第2232号】の正面玄関前にあります。明治34(1901)年に開校した県立農林学校の初代校長です。農業の新しい知識や技術を教えたほか、地域の人材育成や、農家の経営改善にも力を注ぎ、「日本のデンマーク」の発展に尽くしました。

    ≪令和3(2021)年11月17日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【令和4年1月15日(土):第3926号】