現代文学大系⑯-山本有三集-

 文学全集の16冊目は、山本有三集です。
 山本有三(1887-1974)は、大正から昭和にかけての代表的な小説家です。最初は戯曲から入り、日本の新劇の基礎を固めます。その後の小説「波」「女の一生」「路傍の石」等で国民的な作家となります。政治家にも転身し、緑風会で活躍しました。どの小説・戯曲等も読みやすく、私の好きな作家の一人です。「路傍の石」は、私が最初に読んだ小説として記憶されています。映画でも見た記憶があり、この小説を読み返し、吾一が鉄橋にぶらさがる姿を想いだしました。

ケース 目次 ケースの中の冊子
≪令和3(2021)年12月29日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【令和4年1月4日(火):第3915号】