安城・三河一向一揆の舞台本證寺を歩く①

 安城市が開発したスマホアプリ「安城ARナビ」の散策コースの一つに「三河一向一揆の舞台本證寺を歩く」があります。
 「三河一向一揆の舞台を巡ろう」というキャッチフレーズで、約8km、およそ約2時間半のウォーキングです。ポイントは、全部で13箇所、4回に分けて、コースのポイントを紹介します。今回は、ポイント1から4までです。


1、駅前案内看板
 名鉄三河線「南桜井」駅前に、このコースの案内看板が立っています。この駅をスタートに、ウォーキングの開始です。


2、本證寺(ほんしょうじ)
 真宗大谷派の寺院、永禄6(1563)年の三河一向一揆では、一揆側の中心となった三河三ヶ寺のひとつ。江戸時代には、本山の東本願寺に次ぐ中本山として栄えた。多数の文化財があり、平成27(2015)年には国の史跡となった。山号は雲竜山、本尊は阿弥陀如来です。


3、藤井戸跡(ふじいどあと)
 三河四名井の一つで、地名の由来となっている。伝承では、水面に藤の花影が写り、水が紫色に見えたことから「藤井」と呼ばれたとされる。


4、藤井城址
 安城松平家の居城址。一族は、天正18(1590)年、現栃木県の布川に転出した。明治維新には、上田藩(現長野県)の5万8千石の大名だった。

    ≪令和3(2021)年11月3日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【令和3年12月21日(火):第3901号】