曽我蕭白-奇想ここに極まれりー:愛知県美術館 場所の地図
愛知県美術館で、10月8日(金)から11月21日(日)まで開催されている、表記展覧会に行ってきました。
曽我蕭白(1730-1781)は、江戸時代中期の絵師で、高い水墨画の技術を誇る一方、観る者を驚かせる強烈な画風で奇想の絵師と評されています。
上記展覧会について、県美術館のHPに次のように記述されています。
力強い筆墨と極彩色で超現実的な世界を描き出した蕭白のあくの強い画面は、グロテスクでありながらおかしみもたたえ、見る人をひきつけて止みません。本展では、強烈な印象を与える蕭白の醜怪な表現を紹介すると共に、その原点となった桃山時代の絵画、そして江戸時代初期の絵画との関係を掘り下げることで、蕭白がいかにして型を破り、奇矯な画風を打ち立てたのかを明らかにし、また晩年の作品への変化を通して画業の到達点を見定めます。
強烈な画風との評判でしたが、そういう作品もいくつかありましたが、オーソドックスな美しい山水画も数多くありました。どんな画材でもすばらしい芸術に仕上げる蕭白の天才ぶりに感動しました。
≪令和3(2021)年10月22日撮影≫ |
釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【令和3年10月23日(土):第3842号】