安城市歴史博物館で、表記の特別展が、7月17日(土)から9月12日(日)まで開催されています。新聞にも関連記事が掲載されていましたので興味を持ち、この展覧会に出かけました。
次の案内が、
安城市歴史博物館のHPにあります。
浮世絵は江戸の市民に親しまれた大衆的な美術であり、なかでも当時の女性を描いた「美人画」は、時代や国を越えて今でも愛され続けています。今日とは異なり社会的な制約が多かった江戸時代は、女性は、身分や階級、未婚か既婚、そして年齢によって身だしなみにも様々なルールがありました。そのような中で女性たちは化粧や着物の着こなし、ヘアスタイルなどに工夫をこらし、楽しみながら美を追求していました。町人や働く女性たちの日常風景、理想的な美しさをもつ遊女や茶屋の娘など、様々に描かれた「美人画浮世絵」は当世の女性たちにも影響を与え、今でいうファッション誌をみるようにあこがれをもって親しまれました。
本展では、今も変わらないあくなき美への探求心を、江戸の女性たちがお手本にしながら楽しんだ「美人画浮世絵」をとおして紹介します。
100点以上の浮世絵が、エンターティンメント、ワーキングガール、ファッション、お江戸のアイドルという4つのテーマに分類され紹介されています。江戸時代にタイムスリップした感でした。展示は写真撮影禁止でしたが、博物館前には、浮世絵展のデモ画像がいくつも飾られていました。