新マンホール・阿久比

 阿久比町のマンホールデザインは、2つありました。 一つは、中央の町章の周りに、町の花・ウメの花をデザインしたものです。 もう一つは、幻の花「花かつみ」と「ヘイケボタル」です。「花かつみ」は、アヤメ科の多年草で6月上旬から中旬にかけて鮮やかな紫色の花を咲かせる野花菖蒲(ノハナショウブ)のことを「花かつみ」といい、「万葉集」や「奥の細道」にも記載があり、探し求めても見つからない幻の花とされてきました。 一時は絶滅したとされていましたが、町内で自生の1株が発見され、保存活動により約2500株まで繁殖しています。

町章と町の花「ウメ」 「花かつみ」と「ヘイケボタル」
≪令和3(2021)年5月24日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【令和3年6月30日(水):第3727号】