渡辺省亭-欧米を魅了した花鳥画-:岡崎市美術博物館  場所の地図

 岡崎市美術博物館で、5月29日(土)から7月11日(日)まで開催されている、表記展覧会に行ってきました。
 展覧会の内容が、博物館のHPに次のように記載されています。
 明治から大正にかけて華々しく活躍した、渡辺省亭(わたなべせいてい)(1852-1918)の初となる大規模な回顧展です。省亭は日本画家として初めて渡欧、ドガをはじめとした印象派の巨匠と交流した経験を持ち、繊細で洒脱な花鳥画が海外で高く評価されました。一方国内でも、迎賓館赤坂離宮(国宝)花鳥の間を飾る七宝額の原画を描くなど実力が認められていました。しかし明治30年代以降、次第に画壇と距離を置いたため、展覧会で紹介される機会が少なくなってしまいました。本展では海外からの里帰り作品を含め、これまであまり知られてこなかった個人コレクションを中心に、省亭の全画業を紹介します。
 この展覧館を鑑賞し、渡辺省亭という画家のことを初めて知りました。すばらしい花鳥画ばかりで、その美しさに魅了されました。

博物館前ポスター
≪令和3(2021)年6月16日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【令和3年6月17日(木):第3714号】