岡崎・甲山焼窯跡 場所の地図
岡崎市民会館のすぐ北側に、「甲山焼窯跡」というモニュメントと記念碑が建っており、記念碑の裏側に甲山焼について以下のとおり書かれています。
「甲山焼は明治6(1873)年、岡崎に新しい産業をと願う一部の市民の熱意が生んだ陶磁器である。京都より焼きものの名人永楽和全(パリ万博への出品や九谷焼の改良等で活躍)を師として招き、製陶が開始された。岡崎で3年を過ごした和全が全てを弟子に託し帰京したのちも、弟子達による製陶が続けられ、多くの作品が世に出るが、岡崎周辺に良質な陶土が無かった事や種々の事情で明治35(1902)年、遂に廃窯に至る。しかしその後も甲山焼はこれを愛する人々の手で守られ、又、甲山焼を下敷きとする新しい作品も生まれて来ているのである。」
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窯跡登り口 |
窯跡がある丘の一望 |
窯跡のモニュメント |
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左側にあるモニュメントの塔 |
「陶器甲山焼窯跡」と記述された石碑 |
甲山焼の石碑・裏面に詳細な記述有り |
≪令和3(2021)年2月28日撮影≫ |
釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【令和3年3月11日(木):第3616号】