下諏訪・万治の石仏 場所の地図
諏訪地区に出張で行った折りに、万治の石仏に行ってきました。この石仏は、岡本太郎さんが感嘆されたことにより、一躍話題を呼んだとのことです。 この石仏の由来は、明暦3(1657)年、諏訪高島三代藩主が、諏訪大社下社春宮に大鳥居を奉納しようとした時、命を受けた石工がこの地にあった大きな石を用いようとノミを打ち入れたおり、その石から血が流れ出、驚き恐れた石工は大鳥居の造作を止め、あらためてこの不思議な石に阿弥陀様を刻み、霊を納めながら建立されたとされています。
参道入口に、岡本太郎が揮毫した石碑があり、その石碑の裏側には、「峡の田に座して石仏のどかなり」の句が刻まれています。
岡本太郎揮毫の石碑 | 石碑の裏面 | |
≪令和2(2020)年7月15日撮影≫ |