豊川・赤塚山公園B  場所の地図

 赤塚山公園の東側は、歴史エリアです。
 駐車場からすぐの散策路は歴史の道と銘打たれ、その道際に赤塚山古窯があります。この古窯は、三河国分寺などに瓦を供給するために営まれた官営の瓦工房跡だということです。
 花見広場を経て、坂道を登ったところに、鳥居強右衛門の顕彰碑があります。鳥居強右衛門は、長篠の戦いにおいて、武田軍からの救いを求めるために単身で豊川を下り、岡崎の徳川軍への援軍を求めに行きました。そしてその帰り、武田軍に捕らえられ、はりつけになった話は有名です。この地に顕彰碑があるのは、強右衛門が豊川市市田町出身で、この公園の近くであるということからです。大正3(1914)年に有志によって建てられ、毎年春には鳥居祭が行われるそうです。

歴史の道 赤塚山古窯 鳥居強右衛門の顕彰碑
≪令和2(2020)年6月9日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【令和2年6月15日(月):第3347号】