今月の掛軸 bP11−白水敬山・梅の図
今月の掛軸は、【第384号】で紹介した鍾馗の絵と同じく、平林寺第22世白水敬山(しろうずけいざん)老師(1897〜1975)の絵、そして讃は、平林寺第21世峯尾大休(みねおだいきゅう)老師(1860〜1954)の作品です。先代が平林寺で修行していた関係でいただいたものと推察できます。
讃は、疎影横斜水清浅(そえいおうしゃして、みずせいせん)
暗香浮動月黄昏(あんこうふどうして、つきこうこん)
意味は、 咲き初めて葉もまばらな枝の影を、清く浅い水の上に横に斜めに落とし、
月もおぼろな黄昏時になると、香りがどことも知れず、ほのかにただよう。(参照web)
≪令和2(2020)年5月4日撮影≫ |
釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【令和2年6月6日(土):第3338号】