京都市山科区・安祥寺  場所の地図 

 今回の京都旅行二日目における3ヶ所目の拝観寺院は、山科地区にある安祥寺です。
 安祥寺は、真言宗の寺院で、山号は吉祥山、本尊は十一面観音菩薩です。普段は非公開ですが、今回のこの時期特別拝観が可能な寺院ということで拝観してきました。安祥寺には駐車場がないため、毘沙門堂の拝観を終えた後に、そこから徒歩で安祥寺に向かいました。毘沙門堂から安祥寺までは徒歩15分くらいでした。
 嘉祥元(848)年に創建された寺院で、かつては毘沙門堂も安祥寺の境内であったほど広大な寺域を有していましたが、現在は江戸時代後期に再建された観音堂、地蔵堂、大師堂などが残るのみです。観音堂には本尊・十一面観音立像(重要文化財)や四天王像が安置されています。

観音堂 地蔵堂
多宝塔跡 朱印 
≪令和元(2019)年11月27日奉拝≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【令和元年12月15日(日):第3164号】