京都市西京区・華厳寺(鈴虫寺) 場所の地図
今回の京都旅行における4つ目の拝観寺院は、苔寺のすぐ東側にある通称鈴虫寺の華厳寺です。
京都市西京区松尾にある華厳寺は、臨済宗の単立寺院で、享保8(1723)年の開創で、山号を妙徳山、本尊は大日如来です。鈴虫が書院で飼育されており、季節に関係なく一年中鈴虫が鳴いているため鈴虫寺と呼ばれています。
参道の石段を上った山門脇には、「幸福地蔵」が立っています。この地蔵様は日本で唯一、わらじを履いており、願い人のために願いを叶えるため、歩いて来てくださるためとのことです。まず、拝観料を払い、書院に入ると、鈴虫の音色を聞きながら、住職の話を聞く「説法」の時間があります。お茶とお菓子が用意させており、華厳寺の由来や、鈴虫について、日々の心の持ち方等のについて貴重な法話を聞くことができます。説法終了後、山内の拝観です。境内は、美しい紅葉に包まれていました。
紅葉に囲まれた参道 | 紅葉が美しい山門 | 幸福地蔵 |
本堂 | 書院 | 石灯籠がある方丈庭園 |
鈴虫小屋 | 松と紅葉 | 朱印 |
≪令和元(2019)年11月26日奉拝≫ |
釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【令和元年12月9日(月):第3158号】