鶴ヶ城内「茶室・麟閣」 場所の地図

 鶴ヶ城公園の南側に「茶室・麟閣」があります。この茶室は、会津藩主である蒲生氏郷の茶道の恩師千利休が自害したのち、氏郷がその子千少庵を会津にかくまい、茶道振興のため滞在させていたときに建てた茶室です。その後、少庵は京都へ帰り、千家を再興します。そして、三人の孫により、表、裏、武者小路の三千家が興され、今日の茶道の基礎が築かれたとのことです。明治7(1874)年に鶴ヶ城解体の際、城外に保存されていましたが、平成2(1990)年に、元の場所である鶴ヶ城内に移築復元されました。 庭園を眺めながらお茶を楽しむことが出来ます。

茶室入口 寄付 中門
つくばい 茶室全景 茶室内部

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【令和元年10月25日(金):第3113号】