甲賀・櫟野寺  場所の地図

 滋賀県甲賀市にある櫟野寺(らくやじ)は、天台宗の寺院で、山号は福生山、本尊は十一面観音座仏です。
 いちいの観音が通称でいちいのでらとも呼ばれています。
 本尊の十一面観音は日本最大の座仏観音です。そして、甲賀三大仏の一つは、本尊とは別の薬師如来坐像です。共に宝物殿の中に安置されており、写真撮影はできませんでした。
 境内には立派な土俵がありました。この土俵は、毎年10月に小学生の奉納相撲が行われる時に使われるとのことです。 奉納相撲は、今から千二百年前に征夷大将軍の坂上田村麻呂公が鈴鹿山の山賊平定の折り、御本尊の観音さまの加護により見事平定できたため、その御礼に相撲を奉納したのが始まりとのことです。
 宝物殿には、近隣の無住になった寺院やお堂から集められた、古仏が何体も安置されていました。どの仏様も平安時代末期作というものばかりで、見応えがありました。
 この寺院も、鳳来支部総代会30名以上の拝観ということで、住職がていねいにすべてを解説していただきました。

山門 本堂 立派な土俵
本尊十一面観音(櫟野寺のHPより 三大仏の薬師如来坐像(櫟野寺のHPより 朱印
≪令和元(2019)年10月16日奉拝≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【令和元年10月19日(土):第3107号】