今月の掛軸 №103-【松樹千年翠】
土蔵から出てきた掛軸の第3回目は、作者不明の「松樹千年翠(しょうじゅせんねんのみどり)」です。
意味は、「変化の激しい世の中で、年月や季節に左右されずに常に変わらず美しい緑を保ち続ける松こそ、不易の真実の象徴である」
落款や箱書きから「禅昌」とか「烟霞」という文字を読むことができます。寺院名または作者名をあらわしているかもしれません。
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≪令和元(2019)年9月20日撮影≫ |
釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【令和元年10月9日(水):第3097号】