令和元年度 住職・副住職研修会

 昨日、大本山方広寺において、本年度の住職・副住職研修会が開催され、方広寺派の住職・副住職が100名近く参加しました。
 
 【研修会次第】
 13:30 開講式(本堂)
 14:00 講義 「臨済宗における戒律について」 方広寺派管長 安永祖堂老大師
 15:10 講義 「葬儀の意義〜グリーフサポートの視点から〜」 一般社団法人 リヴオン代表理事
 16:40 閉講式

 今年の講義の中心は、一般社団法人 リヴオン代表理事から「グリーフサポート」という視点での話でした。初めて聞く「グリーフ」とは、深い悲しみとか悲嘆という意味で、大切な人、ものなどを失うことによって生じるその人なりの自然な反応、感情、プロセスのことだそうです。そのグリーフをサポートするために、寺院や住職はどうあるべきか、どうすべきかをワークショップを交えての有意義な2時間半でした。本日の話を、なんらかの形で寺院運営に役立てていきたいと思います。

管長による講義 講師と熱心に講義を聞く住職たち
≪令和元(2019)年6月12日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【令和元年6月14日(木):第2979号】