鎌倉・浄智寺 場所の地図
大本山円覚寺の南1km程の所にある浄智寺は、臨済宗円覚寺派の寺院で、山号を金峯山、本尊は三世仏(阿弥陀如来・釈迦如来・弥勒如来)で、鎌倉五山の第四位でもあります。
淨智寺が創建された13世紀の終わり頃の鎌倉は、北条氏の勢力が極めて盛大で禅宗が栄えた時期でもあります。鎌倉八代執権・北条時宗が弟の菩提を弔う為に、その夫人と子を開基として建てた寺です。延文元(1356)年の火災で,当初の伽藍は焼失しましたが、室町時代には方丈、書院、法堂など主要な建物や塔頭がありました。しかし、関東大震災で殆ど,倒壊し、現在は三門・楼門や新しい仏殿・方丈・客殿等が伽藍を形造っています。
山門 | 総門 | 本堂 |
本堂内 | 本尊の三世仏 | 朱印 |
≪平成31(2019)年3月29日奉拝≫ |
釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成31年4月21日(日):第2926号】