東京上野・国立科学博物館屋外展示・ラムダロケットランチャー  場所の地図 

 東京国立博物館や寛永寺両大師のすぐ南側が国立科学博物館です。上野駅から両大師へ向かう道路から科学博物館の屋外展示であるロケットランチャーを見ることができます。
 この展示物は、昭和45(1970)年に鹿児島県にある現宇宙国空研究開発機構(JAXA)から、日本で初めての当時世界最小の人工衛星「おおすみ」を打ち上げた時のロケットランチャー(発射台)です。昭和41(1966)年の1号機から4度の失敗を乗り越え、人工衛星投入に精巧、日本はわずか15年でロシア、アメリカ、フランスに次ぐ世界で4番目に人工衛星の打ち上げに成功した国になったとのことです。このランチャーは、昭和49(1974)年まで実験に使用された後、ここに移管展示されたとのことです。
 当日、修学旅行生が博物館内へ入る姿を多くみかけました。また機会があれば、博物館の屋内展示に入場してみたくなりました。

≪平成31(2019)年2月8日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成31年2月15日(金):第2861号】