美瑛白金青い池  場所の地図

 「美瑛(びえい)白金青い池」は、白金にある人造池の通称で、水面が青く見える不思議な池です。立ち枯れたカラマツが幻想的な雰囲気を醸し出しており、この幻想的な風景を眺めに多くの観光客が訪れます。訪れた日は、小雨がちらつく日でしたが、画像のように幻想的な雰囲気がかもし出されていました。晴天の日の青い池はどのように見えるのでしょうか?
 青い池の水が青く見えるのは、、白金温泉街にある『白ひげの滝』などから、アルミニウムを含んだ水が流れでており、この滝が美瑛川の水と混ざると目に見えないコロイド状という粒子が生成され、それが太陽の光をまんべんなく散乱させ、波長の短い青い光が散乱されやすいため、その光が目に届き青く見えるとのことです。陸上から見ると水は青く見えますが、水そのものに色は見られないとのことです。さらに、滝の横から掛け流している白金温泉水が、光の散乱を助けるイオウ・石灰成分などが、川底の石・岩を白くし、水の青さをよりいっそう引き立てているとのことです。

≪平成30(2018)年8月22日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成30年9月5日(水):第2698号】