旭岳温泉・湧駒荘(ゆこまんそう) 場所の地図
北海道旅行二日目の宿は、旭岳温泉の湧駒荘です。湧駒荘は、昭和7(1932)年に開発者が仮湯小屋として建設されたのが前身です。名前のいわれは、アイヌ語の「湯の向かう沢」の「ユコマンベツ」から名付けられました。昭和25(1950)年に湯宿を建設、平成9(1997)年に湯宿は改築されましたが、温泉は当時のまま守り続けられています。
湯駒荘の温泉は、大正3(1914)年に発見され、五源泉の泉質は、硫酸塩泉・マグネシウム−硫酸塩泉、炭酸水素塩泉、ナトリウム−硫酸塩泉、ナトリウム・カルシウム−塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉、特にホウ酸塩素を有する「硫酸塩泉」は全国的にも珍しい源泉です。すべてが源泉100%掛け流し温泉です。大浴場は、シコロの湯とユコマンの湯の2つがあり、21時に男女入れ替えになります。両湯ともいくつかの内湯があり、大きな露天風呂があります。
夕食は、北海道の特産品を豊富に使った「遊食膳」と名付けられた会席料理で、おいしくいただきました。
なお、ソチオリンピックのスノーボード・パラレル大回転で銀メダルを獲得した竹内智香選手の実家がここ湧駒荘であることが、旅館内に掲示されていました。
ホテル全景 | シコロの湯・露点風呂 | シコロの湯・屋根のない露天風呂 |
本日の料理
食前酒【果実酒】 | 光吸物【メロンとヴィシリソース】 | 造里【自家製薫製醤油と本鮪】 |
お通し1【稲毛産蛸と夏野菜・黒米の飯蒸し】 | お通し2【にしん漬け・道産生ハムと塩豆腐】 | 揚物【米茄子田楽知床どり味噌仕立】 |
箸休め【湧水ゼリー】 | 蒸物【道産焼き帆立のとうきび香名茶碗蒸し】 | 鍋物【道産蝦夷鹿肉のしゃぶしゃぶ】 |
玉蜀黍ご飯・香の物 | 甘味【白い珈琲ぷりん】 | 朝食 |
≪平成30(2018)年8月21・22日撮影≫ |
釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成30年9月4日(火):第2697号】