京都・島原 角屋(すみや) 場所の地図
定期観光「〜明治維新150年記念〜幕末維新の志士たちゆかりの地をたずねて」で、午後から訪れた所が、京都の夏の文化財特別公開されている本日の目玉です。
旧花街・島原開設当初から残る角屋(重文)は、江戸時代の饗宴・もてなしの文化の場である揚屋建築の唯一の遺構です。江戸期の文化サロンで饗宴のための施設であることから、細部にまで意匠を凝らした見事な建築が残されています。また、当時は新選組が通ったと伝わり、刀傷も残っています。「松の間」「網代の間」などの1階部分が公開されるほか、西郷隆盛が行水に使用した盥(たらい)や新選組掛売禁止の古文書などが展示されてます。また、玄関前には、「長州藩志士 久坂玄瑞の密議の角屋」という石碑が建っています。ここかしこに明治維新ゆかりの地であることを感じます。
玄関 | 屋根の梁 | 新撰組の刀傷 |
かまど | 西郷隆盛が行水に使用した盥(たらい) | 臥龍松の庭 |
松の間 | 襖絵 | 「長州藩志士 久坂玄瑞の密議の角屋」の石碑 |
≪平成30(2018)年7月12日撮影≫ |
釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成30年7月26日(木):第2657号】