京都・上賀茂神社　　場所の地図　

　京都で最も古い神社の一つで、正式には賀茂別雷（かもわけいかずち）神社といいいます。古代豪族賀茂氏の氏神社で、下鴨神社と合わせて賀茂社と総称されていました。飛鳥時代に社殿を造営したという京都最古の社の一つです。広大な境内に建ち並ぶ檜皮葺(ひわだぶ)きの典雅な社殿のうち、「本殿」と常設の仮殿「権殿」が国宝、その他の４１棟が重要文化財で、２１年に一度の「式年遷宮」によって古式の通り忠実に修復され続けてきています。５月１５日に行われる京都三大祭の葵祭は、下鴨、上賀茂両神社の祭礼です。上賀茂神社の二の鳥居を入ると一番最初に目に入るのが円錐形に整えられた「立砂（たてずな）」です。立砂は細殿前に作られ、神様が最初に降臨された上賀茂神社の北２kmにある神山を模して作られたと言います。
　この期間【7月7日(土)〜9月30日(日)】は 、本殿(国宝)と権殿(国宝)を神職の案内での特別参拝ということで、貴重な御神宝の特別公開とあわせて、貴重な体験をすることができました。

参道	世界遺産を示す石碑	立砂
神門	拝殿	朱印
≪平成３０(2018)年７月１１日奉拝≫

釣月寺和尚の一日一題　話題提供　【平成３０年７月１７日（火）：第２６４８号】