京都・河合神社  場所の地図 

 下鴨神社の本殿から、糺の森を南方向へ500mほど行ったところに、下鴨神社の第一摂社である河合神社があります。摂社とは、神社内で本社に付属する小社のことをいいます。本社に付属する関係深い社を摂社、それにつぐ小社を末社といいます。
 河合神社は、女性守護としての信仰を集めるお社で、祭神は神武天皇の母、玉依姫命をお祀りし、玉依姫命は玉の様に美しい事から美麗の神としての信仰を集めており、この美麗の祈願絵馬として鏡絵馬の授与を行っています。また、三大随筆である「方丈記」の作者である、鴨長明に関係の深いお社で、長明は河合神社の禰宜の息子として幼少時代を過ごしたとのことです。
 河合神社の末社である「任部社」。ここには八咫烏命が祀られていて、あのサッカー日本代表のユニフォームのシンボルマークにもなっている、「八咫烏(やたがらす)」でお馴染みとなっており、サッカー必勝の守護神になっています。

拝殿 サッカーの守護神である「任部社」 朱印
≪平成30(2018)年7月11日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成30年7月15日(日):第2646号】