豊田市松平地区・六所神社の農村舞台 場所の地図
豊田市松平地区に出かけたおりに見つけた由緒ある文化財です。
この舞台は明治5(1872)年に六所神社の農村舞台(神楽殿の兼用?)として建てられたもので寄棟、茅葺、桁行12.6m、舞台の一部は上下出来る仕掛けがあり役者が下からせり上がるような工夫が見られます。用材にはスギ、ヒノキ、クリ、モミの大木が六所山から切り出され使用されました。六所神社の舞台は明治時代初期に建てられた農村舞台の遺構として貴重な存在で豊田市指定有形民俗文化財に指定されていす。
農村舞台は、三河地区の山間部に数多く見られます。岡崎市のものは、 【第828号】で紹介しています。
六所神社は、下社と上社があり、ここの神社は下社です。上社は、ここから2kmほど南東にある六所山頂にあります。
|
|
農村舞台 |
六所神社下社 |
≪平成30(2018)年5月22日撮影≫ |
釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成30年6月4日(月):第2605号】