女城主 直虎ゆかりの地D−蜂前神社  場所の地図

 昨年のNHK大河ドラマ「女城主 直虎」ゆかりの地の5回目は「蜂前はちさき)神社」です。
 三方原台地から引佐町井伊谷方面に進むと、ちょうど下り坂のところにある祝田(ほうだ)地区に蜂前神社があります。
 蜂前神社の始まりは、1700年前の古墳時代ということです。
 永禄8(1565)年に今川家によって井伊領に徳政令が出されました。井伊直虎は、井伊領を守るために2年間凍結し、その間に寺社や商人の土地を守り、経済の立て直しを行いました。そして、永禄11(1568)年、凍結していた徳政令を井伊領内で実行します。祝田地区の蜂前神社と百姓にも徳政令の書状が出されました。直虎の花押が入った徳政令の古文書が唯一見つかったのが蜂前神社です。その書状は、現在浜松市博物館で保管されています。

参道 拝殿
直虎の花押が入った徳政令の古文書 朱印
≪平成30(2018)年3月6日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成30年3月23日(金):第2532号】