女城主 直虎ゆかりの地B−伝井伊共保出生井 場所の地図
昨年のNHK大河ドラマ「女城主 直虎」ゆかりの地の3回目は「伝井伊共保(ともやす)出生井:共保公出生の井戸」です。
この井戸は、井伊家の菩提寺である龍譚寺【第1220号】の南200mほどのところで、田の真ん中にあります。
浜松市教育委員会の説明板に次のようにあります。
寛弘7(1010)年、井伊氏初代の井伊共保が生まれたと伝わる井戸です。共保は、井伊谷に移り姓をを「井伊」としました。江戸時代に建てられた笠塔婆形の石碑には、井戸の傍らに橘の木が生えていたことから、井伊氏は「橘」を家紋とし、「井」を旗幕の紋としたことが記されています。石碑の造立をはじめ、井戸の整備は彦根藩主が繰り返し行っており、井伊氏にまつわる聖地として、歴代当主が篤く崇拝していたことが分かります。
史跡全景 | 出生井と石碑 | 家紋の「橘」と、旗幕の「井」 |
≪平成30(2018)年3月6日撮影≫ |
釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成30年3月21日(水):第2530号】