手水鉢割れる
手水鉢(ちょうずばち)とは、手や口を洗いきよめる水を入れる容器のことをいい、寺社に多く設置されています。当山では、本堂北側にあります。これは、現在はありませんが、北側に東司(とうす:禅寺でトイレのこと)が設置されており、その手洗い用だったと思われます。
この手水鉢が、今年の冬の寒さに耐えきれず、2つに割れてしまいました。割れたのは18日未明と思われます。しかし、この割れ口を見ると、割れた石をつないだ補修のあとが見られます。一度割れたものを、補修しつなぎ、そのつなぎが劣化し再度割れたものと判明しました。現在、修復可能かどうか、石屋さんと相談しています。
≪平成30(2018)年2月22日撮影≫ |
釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成30年2月23日(金):第2504号】