一汁三菜 江戸から昭和の食文化:安城市歴史博物館 場所の地図
安城市歴史博物館で、表記の企画展が、1月20日(土)から3月18日(日)まで開催されています。
次の案内が、安城市歴史博物館のHPにあります。
昔、この地域の人々はどのようなものを食べていたのでしょうか。この展示では食に関する収蔵品を通して、江戸時代後期(19世紀)から昭和30年代(1950〜60年代)の安城の食を紹介します。
本館には食に関わる民具や生活道具が2000点以上あり、民具の中で一番多く収蔵されています。また、家に伝わる日記や書籍などに食事や献立などの記述をみることができます。江戸時代から続く明治・大正、昭和初期の食生活は、レパートリーの少ない粗食で生活し、祭礼などのハレの日でないと美味しいものにありつけないというイメージがあります。しかし、収蔵する資料をみていくと、普段の生活でもいろいろな物を食べ、洋食や洋食的な食事が振る舞われていて、私たちが思っているより、当時の人々が食を楽しんでいたことがうかがうことできます。
この展示では、民俗的な郷土食、ハレとケの食事のような定型的な食生活だけでなく、江戸時代の古書・記録、明治・大正・昭和初期の日記や帳簿類(家計簿)など、戦後から昭和30年代までの食べ物の変化が分かる記録や書籍、そして食べ物に使用した道具などを展示します。
展示品に、私が子どもの頃に使われていた品々になつかしさを覚えました。50年ほどの時間の経過により、当寺当たり前に使われていた物が、このような展示品になります。これが歴史であると認識させられました。
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博物館前のポスター |
釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成30年2月3日(土):第2484号】