上野公園内の寺社
上野公園内には、いくつかの寺社が建っています。そのうちの何ヶ所かを参拝してきました。
寛永寺 不忍池辯天堂 場所の地図
不忍池辯天堂は、寛永寺【第2193号】のお堂です。不忍池を琵琶湖に見立てて池の中に竹生島を模した小島を築かせ、竹生島の弁財天を勧請して弁天堂が建てられました。最初は離れ小島で船を使って行き来していたようですが、のちに石橋が架けられたとのことです。
清水観音堂 場所の地図
清水観音堂も寛永寺のお堂です。京都の清水寺の千手観世音菩薩像が奉納されたことにちなみ、清水寺と同じ舞台作りで造られました。元禄7(1694)年に現在地に移築され、上野の山に現存する、創建年時の明確な最古の建造物です。平成2(1990)年から文化財保存修理が行われ、平成8(1996)年10月に竣工、元禄移築時の面影が再現されました。国指定重要文化財です。
花園稲荷神社 場所の地図
正式名称を「忍丘(しのぶがおか)稲荷」といい、古くから縁談、商談、就職等縁結びの神社として信仰されています。小ぶりながら赤い鳥居が続く参道が印象的な神社です。
五篠天神社 場所の地図
日本に医薬を広めたとされる医薬祖神(いやくそじん=大己貴命・少彦名命)を祀る神社です。 今から約1900年前、東夷征伐の為に日本武尊(やまとたけるのみこと)が上野・忍が岡を通った際、医薬祖神の加護に感謝してこの地に社を設け、お祀りしたのが始まりといわれています。古くより、医薬の神として信仰され、病気平癒や健康祈願の神社として信仰されています。
上野東照宮 場所の地図
上野東照宮は、遠く日光までお参りに行くことができない江戸の人々のために、寛永4(1627)年に上野公園の地に創建されました。当初から、出世、勝利、健康長寿に御利益があるとされ信仰されています。
金色殿(社殿)などの豪華な建造物は、戦争や地震にも崩壊を免れ、貴重な江戸初期建築として国の重要文化財に指定されています。
唐門 | 透塀(すきべい) | 御神木の大楠 |
きらびやかな社殿 | 朱印 | |
≪平成29(2017)年12月6日奉拝≫ |
釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成30年1月10日(水):第2460号】