今月の掛軸 bW2−【和気如春(わきはるのごとし)】
本山方広寺管長である大井際断老師が毎年揮毫された、干支に関する色紙です。今年は戌年ということで、犬の絵に「和気如春」です。
色紙に次の説明文がついていました。
古語に「一家父子 和気如春」とある。
子犬の愛らしさは家庭にあってまさに和気そのもの、春の訪れを感じさせてくれる。家庭は時代も地域も越えて、社会生活の成り立ちの基本単位。まず、家庭が和で結ばれていることが、この社会を明るく住み良くする第一の要件である。地方も国も世界も、和気で結ばれることを念じて止まない。
方広寺派管長 大井際断老大師 御染筆
≪平成30(2018)年1月2日撮影≫ |
釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成30年1月2日(火):第2452号】