京都市左京区・南禅寺塔頭 金地院 場所の地図
南禅寺の塔頭人である金地院は、金地院は応永年間(1394〜1427)に開創した禅寺です。慶長(1596〜1625)の初めに南禅寺塔頭に移建して現在に至っています。本尊は地蔵菩薩です。そして、小堀遠州作である方丈前庭「鶴亀の庭」が特に有名です。禅寺としては珍しく豪快で華やか。庭いっぱいに鶴亀が向かい合う姿を表現しています。前面の白砂は宝船を象徴すると同時に海洋を表し、鶴島と亀島の中間に郡仙島を象る石を点在せしめ、その奥の正面崖地には蓬莱連山を表わす三尊石組を配し、非常に格式の整った蓬莱式枯山水庭園です。山門 | 明智門 | 弁天池 |
東照宮 | 開山堂 | 方丈 |
鶴亀の庭(左方向) | 鶴亀の庭(中央) | 鶴亀の庭(右方向) |
≪平成29(2017)年11月29日奉拝≫ |
釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成29年12月28日(木):第2447号】