京都市東山区・豊国神社
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京都市東山区にある豊国神社は、豊臣秀吉を祭神とする神社です。豊臣家滅亡後廃絶となりましたが、明治天皇の勅命により、この地に再興されました。現在の社殿は明治13(1880)年に再建のものです。唐門(国宝)は伏見城の遺構で桃山期の逸品です。
豊国神社のすぐ北にある、方広寺は、天台宗の寺院で、臨済宗方広寺派とは関係ありません。豊臣秀吉が発願した大仏(盧舎那仏)を安置するための寺として創建されました。山号はなく、本尊は盧遮那仏です。大坂冬の陣のきっかけとなった「国家安康」の鐘が有名です。鐘は、重要文化財に指定されており、東大寺、知恩院のものと合わせ日本三大名鐘といわれています。大仏及び大仏殿は、寛政10(1798)年の落雷により焼失し、現在は残っていません。方広寺の大仏殿を建立するために、秀吉は
諸大名に命じて各地から巨石中の巨石を集めさせ石垣を築きました。その石垣が現在方広寺や豊国神社の廻りに残っています。
豊
国
神
社
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大鳥居 |
拝殿 |
朱印 |
方
広
寺 |
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本堂 |
「国家安康」の鐘がある鐘楼 |
秀吉の命で築かれた巨大石による石垣 |
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≪平成29(2017)年11月28日奉拝≫ |
釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成29年12月16日(土):第2435号】
