滋賀・永源寺 場所の地図
愛知(えち)川右岸にある臨済宗永源寺派の大本山で、山号を瑞石山、本尊の聖観音像は秘仏で、「世継ぎ観音」とも呼ばれ、祈願すると子供や跡継ぎに恵まれると伝えられています。近隣寺院にも何ヶ寺か永源寺派の寺院があり、一度拝観したいと思っていました。南北朝時代、近江の領主であった佐々木氏が、寂室元光禅師(じゃくしつげんこうぜんじ)を開山に迎え、伽藍(がらん)を建立したのが始まりで、その後も永源寺には高僧が集まり、佐々木氏の庇護のもと盛時には2000人もの修行僧を擁したといいます。戦乱の時代には兵火で衰えましたが、江戸時代に、彦根藩井伊氏の庇護によって諸堂が整えられました。参道 | 総門 | 山門 |
本堂 | 法堂 | 開山堂 |
含空院 | 紅葉と伽藍 | 朱印 |
≪平成29(2017)年11月2日奉拝≫ |
釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成29年11月12日(日):第2401号】