滋賀・永源寺
場所の地図
愛知(えち)川右岸にある臨済宗永源寺派の大本山で、山号を瑞石山、本尊の聖観音像は秘仏で、「世継ぎ観音」とも呼ばれ、祈願すると子供や跡継ぎに恵まれると伝えられています。近隣寺院にも何ヶ寺か永源寺派の寺院があり、一度拝観したいと思っていました。南北朝時代、近江の領主であった佐々木氏が、寂室元光禅師(じゃくしつげんこうぜんじ)を開山に迎え、伽藍(がらん)を建立したのが始まりで、その後も永源寺には高僧が集まり、佐々木氏の庇護のもと盛時には2000人もの修行僧を擁したといいます。戦乱の時代には兵火で衰えましたが、江戸時代に、彦根藩井伊氏の庇護によって諸堂が整えられました。
石段の参道を登ると、右手に愛知川があり、左手の石崖には十六羅漢の石仏などが奉安されています。参道一帯にはモミジ・カエデが多く、秋の紅葉期には多くの観光客で賑わいます。総門をくぐると、境内には庫裡(くり)・鐘楼・方丈・法堂・禅堂・開山堂などが建ち並びます。開山堂には、国指定の重要文化財である寂室和尚坐像があります。
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参道 |
総門 |
山門 |
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本堂 |
法堂 |
開山堂 |
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含空院 |
紅葉と伽藍 |
朱印 |
≪平成29(2017)年11月2日奉拝≫ |
釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成29年11月12日(日):第2401号】
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