近江八幡市周遊

 昨日、新城市鳳来支部寺院総代会研修旅行があり、本寺の総代様2名とともに、旅行に参加しました。
 研修コースは、近江八幡市内を次のように周遊しました。
  瑞龍寺→西川(近江牛の昼食)→水郷めぐり→ラコリーナ近江八幡
 新城市役所鳳来支所を、7時に出発しましたが、高速道路を下りてからの近江八幡市内がかなり渋滞しており、瑞龍寺へ行くためのロープウェイ乗り場到着が、予定より1時間遅れて11時30分になりました。そのため、その後のコースも遅れる結果になり、すべてのコースを周遊して、鳳来支部への到着は19時30分過ぎになってしまいました。しかし、まだ訪れたことのない地であったため、新たな発見もおおくあり、充実した1日になりました。

瑞龍寺  場所の地図
 近江八幡市の北西、八幡山(271.9m)山頂にある八幡城本丸跡に建つ日蓮宗の寺院で、正式名称を村雲御所瑞龍寺門跡といいます。本尊は、三宝尊です。豊臣秀吉により自害させられた秀次の菩提寺として、秀次の母により京都の村雲に創建されました。そのため、村雲御所といいます。、昭和37(1962)年に現在地へ移築されました。日蓮宗では唯一の門跡寺院として格式が高い寺院になっています。

ロープーウェイに載って山頂へ 山門 本堂
宮御殿「雲の間」 山頂からの眺望 御朱印

近江牛の郷 近江・西川  場所の地図
 昼食会場は、近江牛の郷 近江・西川です。近江牛すきやきを美味しくいただきました。
 こちらの店は、レストランだけでなく、但馬のよい系統の牛を選りすぐり、広大な自然に恵まれた滋賀県日野町の自社牧場で、繁殖から肥育まで一貫経営を行い、本物の近江牛を育てています。

店構え 近江牛すきやき 近江牛を楽しむ参加者 

水郷めぐり  乗り場場所の地図
 近江八幡は、秀次が琵琶湖を行き来する全ての船を城の内堀ともいうべき八幡堀に引き入れることで近江国の経済の中心地となり、後の近江商人発祥につながりました。近江八幡の水郷めぐりは、秀次が、戦塵の垢をおとすべく雅な宮中の舟遊びに似せて、豊年橋から広がる水郷地帯へと近従と共に船めぐりをしたと伝えられており、これが近江八幡水郷めぐりの発祥となっています。
 水郷めぐりは、舟を船頭が櫓と竿で巧みに操りながら、自然の作り出す「よしの群生地帯」、「櫓の音、鳥の鳴き声」、「水やよしの葉のにおい」、「手こぎ舟の揺れを肌で感じ」、残された自然を味わう、この土地でしか味あうことができない約1時間の別世界でした。

ラコリーナ近江八幡  場所の地図
 バームクーヘンの発祥の地というキャッチフレーズのもと、私たちは訪れました。とても菓子等の食品を販売しているとは思えない建物の風貌にまずびっくり、そして店内に入ってまたびっくり、目的の商品を手に入れるための長蛇の待ち行列、目的の商品を買い求めるために約1時間かかるとのこと、早々に引き上げました。

ラコリーナ店舗全景 ラコリーナの別棟 バームクーヘン製造現場とそれを買い求める人たち
≪平成29(2017)年10月25日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成29年10月26日(木):第2389号】