碧南・大浜陣屋跡  場所の地図

 碧南市に所用で出かけたおりに、整備された史跡を見つけましたので立ち寄りました。市民の憩いの場所として活用されているようです。ただし、訪れたときは、真夏の暑い日だったため、市民の姿はありませんでした。
 大浜陣屋については、碧南市のHPにつぎのように説明がありました。
 大浜陣屋は、明和6(1769)年から明治5(1872)年まで、駿河沼津領主・水野家が三河における領地を支配するために設置した役所のことです。明和5(1768年)水野家は三河国大浜周辺6千石の加増を受け大名となり、翌年陣屋を設置しました。安永6(1777)年水野家が駿河国沼津(静岡県沼津市)に領地を与えられても、引き続き水野家の三河領の役所として機能しました。陣屋では沼津から派遣される代官(郡代)・手代と現地登用の郷方が陣屋内に住んで政務にあたっていました。明治に入り、最後の領主は上総国菊間(千葉県市原市)に移され、大浜陣屋は菊間藩大浜陣屋として廃藩置県を迎えました。

≪平成29(2017)年8月23日撮影≫

                  釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成29年8月27日(日):第2324号】