羽咋市・妙成(みょうじょう)寺  場所の地図

 北陸における日蓮宗の本山で、山号を金榮山といいます。建立は、永仁2(1294)年といわれています。重要文化財の十棟は、加賀藩前田家初代から五代にわたって造営されたもので、特に三代利常は生母の菩堤(ぼだい)所として本堂、祖師堂、五重塔等を造立しました。前田家御用大工が親子三代にわたって腕前を披露し、桃山時代の雄渾華麗な面を遺憾なく発揮しています。また、庭園は書院に隣する祖師堂との境界には山畔を利用した池泉と枯山水併用の庭園と見ることが出来ます。
 広い境内には、15を超える堂宇があります。参拝順路を巡ると、山内を効率よく巡ることができました。

参道 浄行堂 二王門《国指定重要文化財》
開山堂《石川県文化財》 経堂《国指定重要文化財》 五重塔《国指定重要文化財》
丈六堂《石川県文化財》 三十番神堂《国指定重要文化財》 三十番神堂拝殿《石川県文化財》
三光堂《国指定重要文化財》 本堂《国指定重要文化財》 祖師堂《国指定重要文化財》
鐘楼《国指定重要文化財》 名勝庭園《石川県文化財》 客殿
書院《国指定重要文化財》 庫裡《国指定重要文化財》 御朱印
≪平成29(2017)年6月7日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成29年6月19日(月):第2255号】