台東区立書道博物館・中村不折記念館  場所の地図

 洋画家であり書家でもあった中村不折により昭和11(1936)年に開館された博物館で、不折が収集した中国及び日本の書道に関する古美術品、考古出土品など、約16,000点(重要文化財12点、重要美術品5点を含む)が所蔵されています。
 書道博物館は、既存の建物である本館と、寄贈後新たに建設した中村不折記念館から構成されています。本館には金石学に密接な関係のある、文字の刻まれた、あるいは書き込まれた収蔵品を常設展示されており、漢字の書法や文字の歴史をたどる上で非常に重要な資料を目にすることができます。中村不折記念館では、碑拓法帖、経巻文書、文人法書等の類を、テーマに基づいた年4回の企画展・特別展が催されます。訪れたときは、「日本人もあこがれた隋・唐時代の書」というテーマで、時代順に配列され、唐の四大家を中心に、隋・唐時代の代表作が紹介されていました。また、中村不折記念室が設けられており、不折の作品やその関係資料が展示されていました。
 2つの建物の間には、庭園がありサクラが見頃でした。そしてその庭には、不折が建てた明治時代の蔵もあり、その蔵内で貴重な所蔵品が守られてきたとのことです。

博物館入口 中村不折記念館の展示 中村不折記念室の展示
本館の展示 不折が建てた明治時代の蔵 庭園のサクラ
≪平成29(2017)年4月4日撮影≫ 

                  釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成29年4月19日(水):第2194号】