上野恩賜公園 場所の地図
上野恩賜公園は明治6(1873)年の太政官布達によって、芝、浅草、深川、飛鳥山と共に日本で初めて公園に指定されました。ここは江戸時代、寛永寺の境内地であり、それが明治維新後官有地となり、大正13(1924)年、宮内省を経て東京市に下賜されました。当初は寛永寺社殿と霊廟、東照宮それに境内のサクラを中心にした公園でしたが、その後、博物館や動物園、美術館などが建てられ、文化の香り高い公園へと衣替しました。上野公園には、明治維新の時代をあらわす遺跡が数多く残っています。西郷隆盛の銅像や彰義隊の墓もそれらの一つです。
上野公園は、江戸時代から桜の名所として知られ、四季を通じて自然を存分に満喫できるようになっています。桜は吉野山から移植させたといわれ、公園中通りを中心に約800本の桜が園内を彩ります。
このサクラの季節にあわせて東京へ行ってきました。訪れた日は、丁度サクラも満開になり、多くの花見の人たちであふれていました。
上野恩賜公園の石碑 | 上野公園のシンボル・西郷隆盛の銅像 | 彰義隊の墓 |
≪平成29(2017)年4月3日撮影≫ |
釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成29年4月9日(日):第2184号】