かんなみ仏の里美術館 場所の地図

 大本山方広寺企画研修旅行の最後のポイントは、函南町にある「かんなみ仏の里美術館」です。
 函南町桑原区にある村のお堂「桑原薬師堂」に安置され、里人の厚い信仰心に支えられ護られてきた24体の仏像群を、後世に保存継承するとともに、多くの方々に観賞してもらうため平成24(2012)年4月に開館した美術館です。国指定重要文化財の鎌倉時代初期の阿弥陀如来及両脇侍像、薬師如来坐像・十二神将立像など16体の県指定有形文化財も展示しています。資料展示室では、基本的な仏像の役割や種類、展示する仏像の由来や解説、伊豆・慶派の仏像紹介を壁面グラフィックや展示パネルで示しています。
 館内の説明には、町内のボランティアの方がわかりやすく説明していただきました。館内は撮影禁止でしたので、美術館のHPで、全仏像24体の鑑賞をお願いします。

美術館全景 庭園
≪平成29(2017)年3月30日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成29年4月5日(水):第2180号】