静岡県:掛川城大手門  場所の地図

 掛川城については、【第1990号】で紹介していますが、昨日所用で掛川市に出かけた折に、掛川城の近くに、再建された掛川城大手門を見つけました。
 大手門は天守閣に続いて平成7(1995)年に復元されたもので、大きさは間口7間(約12.7m)、奥行3間(約5.4m)の二階建です。掛川城の表玄関にふさわしい楼門造りの本格的な櫓門は、木造日本瓦葺き入母屋づくりになっています。白壁で板ひさしが配され、棟の上にはシャチ瓦が飾られた勇壮な構えです。実際は現在地より50mほど南にあったとのことです。大手門の裏側には、大手門礎石根固め石がガラスケースに収められて展示されていました。
 大手門の内側には、大手門番所(掛川市指定文化財)があります。番所は、城内に出入りする者の監視や警備をする役人の詰所です。

再建された掛川城大手門 大手門礎石根固め石 大手門番所
≪平成29(2017)年3月21日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成29年3月22日(水):第2166号】