京都・石長松菊園(いしちょうしょうぎくえん)  場所の地図

 今回の京都旅行での宿泊場所は、京都の中心部、京都御所の近くにある、木戸孝允の屋敷跡に建つ日本旅館である石長松菊園です。石長の名は、当主の名前の一文字である「石」に長州の「長」をとったもの、松菊は、木戸孝允の雅号であるとのことです。
 大浴場は、準天然温泉の単純温泉で、光明石温泉とうたっています。今回の宿泊プランは60歳以上限定ということで、通常より品数少なめの「北山会席」という本場の京会席ということです。オリジナルの豆腐を手づくりしていただくコースでした。豆乳をじっくり温め、にがりを入れることにより、ふわふわのおぼろ豆腐ができあがります。また、その過程で、作りたての湯葉も食することができました。品数少なめととのうたい文句でしたが、充分満足できる味と量でした。

旅館全景 旅館前に建つ木戸孝允旧跡の石碑 光明石温泉

本日の料理(他に湯葉、酢の物、デザート)

最初に運ばれてきた膳には御所車が 先附け小鉢【旬の物三種盛り】 お造り【旬の物三種盛り】
油物替り【丸茄子田楽、初地神】 炊合せ【葉南京、六角芋、海老】 蒸し物【茶碗蒸し】
鍋物【豆腐つくり】 御飯・止椀・香の物 朝食
≪平成29(2017)年1月8・9日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成29年1月15日(日):第2100号】