醍醐寺  場所の地図

 京都市南部にある醍醐寺は、真言宗醍醐派の総本山で、世界文化遺産に登録されています。山号は、醍醐山(深雪山とも)と称し、本尊は薬師如来で、貞観16(874)年に開創されました。伏見区東方に広がる醍醐山(笠取山)に200万坪以上の広大な境内をもつ寺院で、豊臣秀吉による「醍醐の花見」が行われた地としても知られています。現存する堂宇のほとんどは桃山時代以降のものですが、どっしりと落ちついた五重塔(国宝)は天暦6(952)年の建立で、府内最古の木造建築物です。三宝院は、座主の居住する本坊として醍醐寺の中核です。三宝院の庭園は、特別史跡・特別名勝に指定されています。三宝院の書院は、桃山時代の豪華な襖絵で飾られた葵の間、秋草の間、勅使の間(重要文化財)に続き、表書院(国宝)があります。史跡に指定された境内は、下醍醐、上醍醐に分かれ、100余りの堂塔が散在しています。

総門 唐門 三宝院大玄関
三宝院庭園 三宝院朱印
南大門 五重塔 日月門
観音堂 庭園・無量寿苑 不動堂
金堂 霊宝館 醍醐寺朱印
≪平成29(2017)年1月8日奉拝≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成29年1月11日(水):第2096号】