新城・腕扱山(うでこきさん)【愛知の130山】  場所の地図

 新城市にある腕扱山は、『むかし神々が日本の山や川や島を創造した時、富士山を創った後に腕についた泥を固めてポイと捨てて(腕をこいて)できた山』とか、『かつて武田信玄がこの山で腕の立つ者(うでこぎ)をあつめて作戦会議を開いた山』とかの伝説がある山です。
 この山の標高は、128mです。愛知の130山の中で、5番目に低い山です。10分程で頂上に行くことができるようなので、昨日登ってみました。

 登山口は、【第1152号】で訪れたことがある重川池親水公園の東側で、その時確認済みでした。解説書には、南面を回り込むなだらかの方を登りに使うように書かれていましたが、そのまま西へ急登しました。この方が正解でした。こちらを下りに使うと、落ち葉ですべってたいへんであったと思います。

 親水公園東側の登り口を11時10分にスタート、山頂到着が11時20分、やはり10分で山頂到着です。山頂には、壊れた展望台、昭和44(1969)年に建てられた明治天皇の石像、標高128mと記された頂上看板のある石祠がありました。眺望は、雑木が立っているためあまりよくありません。下山には、南面を回り込むなだらかな道路を選択、下山開始11時45分、1分後に壊れたベンチがある広場に到着、その先に構造物があるので確認に行くと、神変(しんぺん)大菩薩(役の行者:えんのぎょうじゃ)が祀られている祠でした。その祠の先には道路はありません。広場まで戻り、回り込むように下山道がありました。なだらかな坂を下ること15分で登山口がある重川池に到着しました。約5千歩の歩行で、とても疲れるまでにはいかないトラッキングでした。

重川池親水公園【11:10】 登山口の道標【11:10】 落ち葉の登山道【11:10】
ウラジロが群生する登山道【11:14】 山頂にある壊れた展望台【11:18】 山頂にある明治天皇の像【11:19】
山頂の看板がある石祠【11:20】 山頂からの眺望【11:21】 下山開始【11:45】
壊れたベンチがある広場【11:46】 神変大菩薩(役の行者)が入る祠【11:47】 重川池到着【12:02】
≪平成28(2016)年12月26日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成28年12月27日(火):第2081号】